多分、"遅い人"(電動車椅子につき)。もしくは"襲い人"。
都内を絶対出ない盆休みに中野ブロードウェイにて"女子高生コンクリート詰め殺人事件"と共に
買った一枚。これが尋常で無いぐらいよく出来た映画で。
あ、買った直後ムロ君にバッタリ会いました笑。翌々日にまた行ったら今度は小林径さんとバッタリ。
ゔーん深い笑。
簡単に言うと、重度身体障害者(電動車椅子で移動して、会話は音声入力して再生すると機械音で
言葉が出る機器を使って会話する)の男がふとしたきっかけで狂気に走り殺人を重ねて行くといった
話で。
もの凄く簡単に書くとそういう事だけど、ここまで社会的にそぐわないテーマを、完璧な
撮影(全編モノクローム)と、情緒不安定笑溢れる素晴らしいサウンドトラック(World's End Girl
Friend)で構築出来た映画ってなかなかないと思います。
更に主演の住田さんという男性は実生活でも重度の身障者で、役名も住田さんだから解って
いても混乱する。モキュメントに限りなく近い感もありで。
とにかく倫理的に避けているのか、多分あまりレンタルでは無いみたいだけど、観て何かしら
感銘を受けると思います。
住田さんが健常者を狩りに行く時、電動車椅子ですれ違ったターゲットに向かって、バッ、と
Uターンを決める場面、格好良過ぎて頭から離れない。
「タクシードライバー」のトラビィスを彷彿させる狩りに行く前に住田さんが上半身裸でナイフを
"一生懸命"に振るシーンも。
とにかく凄い映画です!
GGK