離れない曲が頭の中で昨日からループされてます。
どちらも同じLPに収録されていて、
"MUROさんCLASSICS"でお馴染みの方も多いと思います。
「最高~~~!!!!!」
>>>EDDIE KENDRICKS<<<
39年生まれ。初代ファルセット・リードであると同時に、グループのスタイリストとして衣装の選定などを担当していた。ハイ・スクール時代から親友 PAUL WILLIAMS と共に、THE PRIMES と言うグループを組んで唄っていた。当時、彼らに憧れて結成された女性グループ THE PRIMETTES が、後の THE SUPREMES である事はつとに有名である。
生っ粋の1stテナー・シンガーである彼は、早くから独特のファルセット唱法を確立した。あまり指摘される事は少ないが、70年代にグループ・シーンに百出し花開いたファルセット・シンガーの草分けが彼であると言って良いだろう。
グループ初期には PAUL と共に、最もリードを担当する事が多く、初ヒットである THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO を始め、THE GIRLS ALRIGHT WITH ME,I'LL BE IN TROUBLE・・・等々でリードを勤めていた。DAVID や DENNIS がメインを占めるようになってからも時折、GET READY,YOU'RE MY EVERYTHING,JUST MY IMAGINATION・・・と言った曲で、素晴らしいファルセット・リードを聴かせてくれている。
71年にはソロ・キャリアを歩むため脱退。MOTOWN に残り、KEEP ON TRUCKIN',BOOGIE DOWN と言った曲で70年代のディスコ・マーケットを席捲。当時「MOTOWNで最も成功した男性ソロ・シンガー」と言われたほどだった。
彼は性格的にも非常に優しい、暖かい人柄だったようで、何かと問題の多い DAVID をグループ脱退後も最後まで面倒を見つづけ、共に HALL & OATS のLIVEに参加したり、デュエット・アルバムを製作したりしていた。1989年頃からは同じく TEMPS を脱退した DENNIS とも結託して彼らと共に、 TEMPTATIONS を名乗ってツアーを行なっていた。これが本家である OTIS や MELVIN の逆鱗に触れ、TEMPTATIONS の名称使用権を巡って長い法廷闘争になった事も有ったが、既に名称使用権を法的に OTIS が MOTOWNから買い取っていたため、EDDIE らは当然のごとく敗訴している。
その後は、KNEW TEMPTATIONS,TEMPTATIONS REVIEW・・・等の名前を名乗り活動を続けていたが、91年には盟友 DAVID がドラッグ過剰摂取で亡くなり、翌年、自身も肺ガンでこの世を去った。
木目細やかなファルセット・ヴォイスを維持するには、咽喉のケアが大事なのは言うまでも無いが、驚いた事に彼はかなりのヘヴィー・スモーカーとして有名であった。それが、肺ガンによる早すぎる死につながったのは残念でならない。
X.
